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第1224話

Author: 風羽
彰人は思い通りに事を運び、そのまま二階へと上がって着替えに向かった。

本来なら客室を使うべきだったが、ふと足を止め、進む方向を変える。

そのまま、主寝室の扉を開けた。

今の彼には何の遠慮もなかった。

自分も願乃も、もう独り身なのだから。

――数発平手打ちを食らったくらいで、何だというのか。

むしろ、どこか満たされている自分がいる。

ほんのわずかでも望みがあるのなら、誰が愛する人を手放したいと思うだろうか。

……

一方、願乃は清席を寝かしつけたあと、自分も濡れてしまった体を着替えようと部屋へ戻った。

何気なく扉を開けた、その瞬間、視界に飛び込んできたのは裸の男の姿だった。

あまりのことに、扉を閉めることも、目を逸らすことも忘れ、ただ、そのまま立ち尽くしてしまう。

彰人はそんな彼女をじっと見つめていた。

その眼差しはどこか深く、読み取れない。

――最後に彼と関係を持ったのはいつだったか。

おそらく、五年前。

清席が生まれてから、彼はずっと、自分を抑えてきたのだ。

しばらくして。

彰人はゆっくりとズボンを履きながら、落ち着いた声で言った。

「もう見終わっ
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Comments (1)
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良香
こんなに好き勝手に自分の人生に踏み込んでくる男を許してしまうのか?願乃さんや。 許すならいっそすべて許してあげなさいよ。 もしくは一生許さず尽くし抜くだけ尽くさせればいい。時間が決めてくれるだろうて。 二度と同じ過ちはしないだろうからねぇ。
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