七代目火影・うずまきナルトの活躍を描く『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の初期エピソードは、彼がようやく夢を叶えた姿を見られる特別な感動があります。特に第8話『夢の結果』では、忙しい火影業務に追われつつも息子ボルトと向き合おうとする姿が胸を打ちます。
忍としてだけでなく父親として葛藤する姿は、『NARUTO』シリーズで育った世代には感慨深いもの。影分身で会議に出席しながらも家庭を大切にしようとする姿勢は、成長したナルトの人間味を感じさせます。
印象に残っている回としては、まず『Boruto: Naruto the Movie』を強く勧めたい。映画はサスケとボルトの師弟関係を一気に理解できる良い入口で、サスケの冷静さと教え方が端的に描かれているから、キャラクターの距離感が掴みやすい。
僕はこの作品を見てからアニメ本編の該当回に戻ると、細かいニュアンスがどれだけ補強されているかがよく分かった。映画のラスト近く、モモシキとの決戦で見せるサスケの戦い方、そしてボルトに対する態度は、以降のエピソードでの振る舞いを理解するうえでの基礎になる。ストーリーとしてもテンポが良く、サスケの過去や今の立場を損なわずに見せてくれるので、まずはこれを観るのが手っ取り早い。
あと、映画と対応するアニメの回は細かいシーンや台詞が追加されている場合があるから、両方を見比べるとサスケの人物像が深く見えて面白い。自分の中ではここが“サスケを見るための必須回”になっている。