Dead Spaceの怖さは『見えないものへの恐怖』を巧みに利用している点だ。視界の隅を横切る影や、ダクト内を這う音は、実際に敵がいるかどうかに関わらずプレイヤーを疑心暗鬼にさせる。病院エリアでは特にそれが顕著で、手術台に縛られた遺体が突然動き出すのではないかと、常に緊張を強いられる。医療記録のオーディオログを聞いている最中に背後から襲われる仕掛けは、二度と油断できなくなるほどトラウマ級だ。
Dead Spaceのサウンドトラック全体が不気味な雰囲気を作り出しているけど、特に『Twinkle Twinkle Little Star』の不穏なアレンジが忘れられない。子供向けの歌がこんなに恐ろしく変貌するなんて!
途中で聞こえる金属音や囁き声が、宇宙船の閉鎖空間での孤独感を倍増させる。この曲が流れるシーンでは、背筋が凍るような体験をした覚えがある。サウンドデザインの勝利だよね。
Dead Spaceシリーズの物語は、宇宙を舞台にしたサバイバルホラーの傑作だ。主人公のアイザック・クラークは、採掘船『イシュimura』の修理任務中に、謎の宗教団体『ユニトロジー』と、宇宙空間で突然変異した生物『ネクロモーフ』の脅威に直面する。
ストーリーの核となるのは、『マーカー』と呼ばれる古代遺物の影響下で人間が怪物化する過程と、アイザックの精神的な崩壊が交錯する点にある。特に『Dead Space 2』では、前作のトラウマに苦しむアイザックの心理描写が深まり、『狂気とは何か』というテーマが前面に出てくる。宇宙ステーション『スプロール』での出来事は、ホラーとSFが融合した独特の世界観を構築している。