翻訳というのは単なる言葉の置き換えじゃなくて、その背後にある感情のニュアンスまで伝えないと意味がないよね。このセリフを英語にするなら、植物になりたいという切なさと、現実からの逃避願望がにじみ出る表現がいい。
例えば'I wish I had been born as a flower or grass instead'だと直訳すぎて情感が薄い。むしろ'Why couldn't I have been a flower or blade of grass?'と反語形にした方が、もどかしさが伝わる。植物の無垢さと対比させたいなら'To think like this... I should've been a petal on the wind'みたいに比喩を交えても面白い。
翻訳作業でいつも感じるのは、日本語の情緒的なニュアンスを英語の論理的な構造にどう落とし込むかという難しさ。特にこのセリフみたいに内省的な表現は、文化背景も含めて考えないと深みが出ない。