星モチーフが気になる人間としては、北斗七星は思いのほかいろんなジャンルで見かけると感じている。ハイブランドのコレクションでは、星や星座をモチーフにしたディテールを季節ごとに取り入れることがあって、たとえば'ディオール'はラッキースターやチャームをアクセサリーに使う歴史があり、'グッチ'の一時期のクリエイティブ路線では星や天体をあしらったアイテムが並んでいたのを覚えている。そうした大手の流れが、ストリートやジュエリーの小さなブランドへ波及して、北斗七星の配置そのままを意匠にしたネックレスやリング、プリントTシャツが増えていった印象だ。
個人的に目を引かれるのは、日本のジュエリーやアクセ系のブランドやセレクトショップ発のアイテムで、星座図を小さく刻んだペンダントや、背中や胸元に北斗七星を刺繍したジャケットなどをよく見かける。スニーカーではスターを象ったワンポイントがあるブランドが多いので、星の結び方にこだわるブランドや職人ものを探すと、北斗七星をモチーフにしたカスタムや限定モデルに出会える確率が上がる。個人的には'アンブッシュ'や'JAM HOME MADE'のようなアクセ系の作り手が、モチーフをさりげなく日常に落とし込むのが上手だと感じている。
探し方のコツとしては、商品説明に「コンステレーション」「星座」「ポラリス」「七つ星」といったキーワードが入っているかをチェックすること。それからヴィンテージ市場やインディーブランドのSNSを見ていると、星座モチーフの再解釈が頻繁にアップされていて、新しいブランドや職人を発見できる。僕は着こなしで遊ぶのが好きなので、控えめな星座チャームを首元に忍ばせたり、背面刺繍のジャケットをアクセントにして普段着に天体モチーフを取り入れることが多い。最終的には、デザインの解釈が自分の感性に合うかどうかが一番大事だと感じている。