鯛が腐っても鯛であるというこのことわざ、英語で表現するなら 'A rose by any other name would smell as sweet' が近いかもしれません。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』からの引用で、名前が変わっても本質は変わらないという意味です。
ただし、ニュアンスは少し異なりますね。腐敗というネガティブな要素を含む日本語の表現に対して、英語の方はより詩的でロマンチック。文化的背景の違いが面白いところです。日本語の方が現実的でシニカルな印象を受けるかもしれません。
日本語には『後の祭り』のように時機を逃したことを表現する言葉がいくつかありますね。『馬鹿と鋏は使いよう』という言葉がありますが、これは使い方次第で役立つものの、タイミングを誤ると無意味になるというニュアンスを含んでいます。
『二階から目薬』も似たような表現で、手遅れな努力や不適切なタイミングの行動を風刺しています。面白いのは、どちらも具体的な情景を思い浮かべやすい点で、文化に根ざしたユーモアが感じられます。
英語のことわざだと『Closing the stable door after the horse has bolted』(馬が逃げた後に厩の戸を閉める)がぴったりで、国際的に共通する人間の失敗パターンなのかもしれません。