英語の『void』もよく使われるけど、これだと宇宙的な広がりを連想させてしまう。『vanity』だと「虚栄心」に偏りすぎるし、『futility』は「無益さ」に焦点が当たりすぎている。『The Great Gatsby』の終盤で語られる「虚しさ」は『hollowness』と表現されてるけど、これも文化背景によって受け取り方が変わる。
英語で『虚をつかれた』を表現するなら、'caught off guard'がぴったりくる気がする。例えば、『進撃の巨人』で壁が突破された瞬間の住民たちのように、完全に不意を突かれた状態を指す。
この表現には『予想外の出来事に動揺する』ニュアンスが含まれていて、スポーツの試合で奇策に翻弄される選手や、推理小説の読者が予想外の犯人発表に驚く様子にも適用できる。
『blindsided』とも言い換えられ、特にビジネスシーンで競合の奇襲に遭うケースなどで使われる。どちらも『準備不足だった』という後悔のニュアンスが『虚をつかれた』の日本語表現に近い。