このことわざを英語で表現するとなると、いくつかのニュアンスの違いが面白いですね。直訳すると 'A flying insect jumps into fire in summer' ですが、これでは英語圏の人には伝わりにくいでしょう。
英語には 'Like a moth to a flame' という表現があります。蛾が炎に引き寄せられて飛び込む様子から、自ら危険に飛び込む愚かさを表す点で、日本のことわざと非常に近い意味を持っています。
ただし、日本のことわざが特に「夏」に焦点を当てているのに対し、英語表現は季節に関係なく使える点が異なります。また、'Curiosity killed the cat'(好奇心が猫を殺した)という表現も、無用な好奇心から災いを招くという点で部分的に共通しています。
文化によって危険への接近のたとえ方が違うのが興味深く、ことわざ比較は言語学習の醍醐味の一つだと思います。