もうひとつ挙げるとすれば、『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』でしょうか。こちらは月の裏側に存在するという架空の組織や、月を巡る陰謀が物語の鍵を握っています。月が持つ神秘性や不可解さを巧みに利用した作品で、科学的な要素とファンタジー的な要素が絶妙にブレンドされています。特に月の裏側という設定が、登場人物たちの運命を左右する重要な要素として機能しているのが印象的です。
最近 '刀剣乱舞' のファンフィクションにはまっていて、特に三日月宗近と小狐丸の関係性を描いた作品を探しています。かんざしをモチーフにした話なら、AO3で『Silver Moon, Golden Fox』という作品が印象的でした。三日月の優雅さと小狐丸の野性味が対照的で、かんざしが絆のシンボルとして巧みに使われていました。戦闘シーンよりも心の交流に焦点を当てた静かな物語で、儚げな美しさがありました。作者は二人の過去の因縁を現代の友情へと昇華させる過程を、繊細な筆致で描いていて、ファンなら共感できる部分が多いと思います。
もう一つおすすめは『Ties That Bind』シリーズで、ここではかんざしが時間を超えた絆の証として登場します。三日月の長い髪に小狐丸がかんざしを挿すシーンは、何度読んでも胸が熱くなります。『刀剣乱舞』の二次創作ならではの、刀剣男士たちの人間らしい一面を引き出した佳作です。