最近読んだ中で印象的だったのは、地下文化をテーマにしたアンソロジー『Edge of Decadence』に収録されている'Golden Shower Symphony'という短編。社会のタブーと人間の根源的な欲望を、詩的な比喩で描いていた。ただし、こういった作品を探すなら、専用のコミュニティやレビューサイトをくまなくチェックする必要があるだろう。
海外ドラマでスカトロ要素を前面に出した作品はかなりレアですが、『サウスパーク』の特定エピソードなら該当シーンがあります。あの作品は社会的タブーを茶化すのが得意で、シーズン15の『The Last of the Meheecans』ではキャラクターがうんちを武器にするシュールな描写がありました。
ただし、メインストリームのドラマではまず見かけません。『ゲーム・オブ・スローンズ』のような過激描写のある作品でも、そこまでの表現は避ける傾向があります。もし探しているなら、『ザ・リターン・オブ・ザ・リビング・デッド』のようなホラーコメディ映画の方が可能性が高いかもしれません。そもそもテレビドラマは広告主の意向が強いので、排泄物を娯楽として扱うのは難しい業界事情がありますね。
ふと頭をよぎったのは、短いページ数で強烈な爽快感をくれる物語のことだ。まず挙げたいのはロアルド・ダールの短編『Lamb to the Slaughter』で、これほど読後にほっと息をつける作品はめったにない。冒頭で張られた緊張を読み進めるうちに、思わず主人公に肩入れしてしまい、最後に訪れる逆転があまりにも見事で、読後は悪辣な満足感だけが残る。無駄のない構成、冴えた会話、そしてブラックユーモアの匙加減が絶妙で、短編の醍醐味が凝縮されていると感じた。
個人的には初めて読んだとき、登場人物たちの会話や細やかな描写に引き込まれてしまって、気づいたら一気に読み終えていた。途中で明かされる心理描写や細部の伏線が効いていて、結末の瞬間まで作者にしてやられたという感覚が続く。しかも読み終えた後に、登場人物のとんでもない“勝利”を噛みしめられる。正義感や道徳心でスカッとするのではなく、ずる賢さや機転が勝利することで生まれる独特の爽快感が好きな人には特に刺さると思う。
短時間で読めて満足度が高く、読み返すたびに細部の妙と計算された構成に気づけるのも嬉しい点だ。初見の衝撃と、二回目以降の発見の両方を味わえる短編として、自信を持っておすすめしたい。気分転換やちょっとした読書の隙間にぴったりで、終わったときに“やったね”と小さくガッツポーズしたくなる一篇だ。