カノン進行の曲を作る際に大切なのは、そのクラシカルな雰囲気を現代的なサウンドにどう溶け込ませるかです。パッヘルベルのカノンが持つ循環する和声進行は、実はポップスやロックでもよく使われています。例えば、'Let It Be'のピアノパートや、多くのJ-POPのバラードにその影響が見られます。
大切なのは単なる模倣ではなく、自分の表現したい情感に合わせてアレンジを加えること。コード進行そのものはシンプルですが、リズムパターンを変えたり、サビのメロディーに躍動感を持たせたりすると新鮮な印象になります。アコースティックギターで弾くのもいいし、シンセサイザーで電子音的に処理するのも面白い。何よりも、その穏やかで懐かしい響きをどう料理するかが腕の見せ所です。