「敵わない」という日本語のニュアンスを英語で表現するのはなかなか難しいよね。特に作品の中での使われ方によって訳し方が変わってくる。例えば『鬼滅の刃』で炭治郎が鬼舞辻無惨に対して感じる絶望的な力の差を表現するなら、"I stand no chance"がしっくりくる。このフレーズには単に負けるというだけでなく、圧倒的な無力感が含まれている。
一方で、『ジョジョの奇妙な冒険』のように戦闘シーンで「敵わない」と悟った瞬間なら"It's no use"という表現も使える。ディオ対ジョースターの名シーンを思い出すと、この短いセリフに込められた諦念と焦りが見事に表現されている。文化背景を考慮しないと適切な訳にならないのが、こういう言葉のおもしろいところだ。