ゲームなら近年の' Doki Doki Literature Club'のように、メタフィクションを使ってプレイヤーを巻き込むタイプが特徴的で、愛情が自己保存や支配欲に変わる過程をプレイ体験として見せる。一方、コメディ寄りのラブホラーである'サンカレア'('Sankarea')は、死や非日常が絡むことで甘さと狂気が同居する病んでれを成立させる。
古典ホラー寄りだと'黄昏乙女×アムネジア'('Tasogare Otome x Amnesia')の幽霊ヒロインは、失われた時間や記憶を軸にした執着を見せる。西洋の例を入れるなら'Gone Girl'のエイミーは、計算された冷徹さと愛情の歪みで“操作する病んでれ”というタイプを提示しており、年代で並べると「病んでれ」は多様なメディア表現を通じて形を変えてきたと実感できる。