「諸々意味」を英語で表現する場合、'various meanings'や'multiple meanings'が最も直訳に近いでしょう。
しかし、文脈によってニュアンスが変わります。例えば、'and so on'は「など」という意味で、物事を列挙した後に使う表現です。'all sorts of things'は「いろいろなこと」という漠然としたニュアンス。'this and that'は「あれこれ」というカジュアルな表現で、日常会話でよく使われます。
特に興味深いのは'etcetera'(略して'etc.')で、ラテン語由来のこの表現は「その他のもの」を指しますが、フォーマルな文書からカジュアルな会話まで幅広く使える便利さがあります。'miscellaneous'も似た概念ですが、どちらかと言えば分類不能な雑多なものを指す傾向があります。
「世も末」を英語で表現するなら、直訳的な 'the world is ending' よりも 'the end times' という表現の方がニュアンスが近い気がする。宗教的な終末観を含む場合もあれば、単に世の中がめちゃくちゃだと感じるときにも使える便利なフレーズだ。
海外のドラマ『The Good Place』では、'Everything is fine!'と言いながら社会の不条理を描くシーンがあったが、ああいう皮肉の効いた表現も近いかもしれない。現代の若者文化だと 'society is crumbling' みたいなミームっぽい言い回しも流行っている。時代ごとに表現方法が変わるのが面白い。
翻訳という作業を追っていると、タイトルのわずかな語尾で作品の印象ががらりと変わる瞬間に何度も遭遇する。個人的には、英語版で最も多く見かける選択肢が'the end of the world'だと感じている。これは日本語の『世界の終わり』が持つ壮大さと普遍性を直截に伝えるからで、固有名詞というより概念としての終焉を強調する場合に使われやすい。
具体例として、英訳で知られる一冊に'Hard-Boiled Wonderland and the End of the World'がある。ここでは両側の世界観を対比させるために『End of the World』という語句が選ばれており、単に「最後の瞬間」を指すだけでなく、物語のもう一つの舞台を象徴する役割も果たしていると私は読んだ。
語感の違いをもう少し突き詰めると、'the world's end'は擬人化や場所名的なニュアンスを帯びやすく、物語のトーン次第で選ばれる。だから翻訳者の選択は文脈、ジャンル、そして伝えたい余韻によって決まることが多いと結論づけている。
「申し出る」という日本語のニュアンスを英語で表現するのは結構難しいですね。この言葉には「自発的に何かを提供する」という能動性と、「相手のために行動を起こす」という配慮の両方が含まれています。
英語で最も近いのはおそらく 'offer' でしょうが、文脈によっては 'propose' や 'volunteer' とも訳せます。例えば、'He offered to help with the project' は「彼はプロジェクトを手伝うと申し出た」と訳せます。
面白いことに、日本語の「申し出る」には少し謙遜な響きがありますが、英語の 'offer' はもっと直接的な印象を与えます。文化的な違いが言葉の選択にも影響しているのが興味深い点です。