イギリスの介護施設で行われた実験ドキュメンタリーを見て衝撃を受けた。パーキンソン病の患者がビートルズの『Twist and Shout』を聴くと、歩行リズムが改善したという事例だ。アップテンポな曲でも適切に選べば、身体機能と精神状態の両方に良い影響を与えられる。童謡を合唱する回では、参加者同士の笑顔の連鎖が生まれ、部屋の空気そのものが明るくなっていく。
失恋って、まるで心の一部が突然消えてしまったような感覚だよね。空っぽになった部屋で、なぜかその人の匂いだけが残っているような。
音楽なら、Radioheadの『True Love Waits』がその痛みに寄り添ってくれる。ピアノの繊細な旋律が、言葉にできない喪失感を優しく包み込む。本では『ノルウェイの森』の緑の喪失感が不思議と共鳴する。ただページをめくるだけで、自分だけじゃないと気付かせてくれる。
痛みは色褪せても、アートはその瞬間を優しく保存してくれるんだ。