『サボテンの花』といえば、BUMP OF CHICKENの名曲ですね。この曲の作詞作曲は藤原基央さんが担当しています。彼の詞世界は独特で、一見抽象的な表現の中に深い心情が込められているのが特徴。
この曲の場合、サボテンという一見無機質な植物を人間関係のメタファーとして用いていますよね。『刺があるから触れない』というフレーズに象徴されるように、近づきたいけど傷つけ合うかもしれないという繊細な距離感が、青春の悩みと重なって聞こえます。藤原さんの詞はいつもこうした多層的な読み解きが可能で、ファン同士で解釈を話し合う楽しみがあります。
ライブでこの曲が演奏される時、客席が一気に熱気に包まれる瞬間はたまりません。20年以上活動を続けるバンドだけあって、世代を超えて愛される普遍性を持っていると感じます。
「わすれもの」というタイトルの楽曲は複数存在するため、特定の作品を指しているのか気になりますね。福山雅治が2003年に発表したアルバム『残響』に収録された『わすれもの』は彼自身の作詞作曲です。
一方、より最近ではヨルシカの楽曲『ただ君に晴れ』の歌詞中に「わすれもの」というフレーズが印象的に使われています。この場合はn-bunaが作詞を担当。音楽シーンでは同じタイトルやフレーズでも全く異なるアーティストが関わっているケースがよくあります。
気になったのは、『あの花』のEDテーマ『secret base ~君がくれたもの~』の作詞者である町屋とは別人物ですね。歌詞の世界観を深く知りたいなら、まずどの楽曲を指しているのか確認するのが大切です。