日本語の『行ってらっしゃい』と英語の『Have a nice day』は、どちらも別れ際の挨拶ですが、ニュアンスに大きな違いがあります。『行ってらっしゃい』は、相手の外出や行動に対して「気をつけて」「無事に帰ってきて」という思いが込められています。家庭や職場など、ある程度継続的な関係がある場面で使われることが多いです。
一方、『Have a nice day』は、より一般的で広い範囲の人間関係で使われます。店員と客、見知らぬ人同士など、一時的な関わりでも自然に使える表現です。相手の一日全体の幸福を願う、やや抽象的な祝福のニュアンスが強いですね。文化的背景として、日本語は「帰属意識」を重視するのに対し、英語圏では「個人の時間」を尊重する傾向が表れているように感じます。
こういう日常的なフレーズを英語に訳す時って、直訳では伝わらないニュアンスがありますよね。'行って来い'は状況によって色々な言い方があります。友達と別れる時なら『See you later』が自然ですし、家族に言うなら『I'll be back』がしっくりきます。
ネイティブがよく使う表現で面白いのは『Be right back』(すぐ戻るよ)というカジュアルな言い回し。ゲーム実況者が配信を一時中断する時にも使います。逆にビジネスシーンでは『I'm stepping out for a bit』(少し外出します)と言ったり。シチュエーションと言葉選びの関係を考えると、言語学習の奥深さを感じます。