『Vampire: The Masquerade』の20周年記念本『Lore of the Clans』は、ヴァンパイア社会の階層構造を解説したバイブル的な一冊。13の氏族ごとに章が分かれていて、各クランの独自のディシプリン(超能力)や暗黒時代からの因縁が小説形式で綴られています。特にトレメレ族のピラミッド型支配構造や、ブルージャ族のアナーキズム思想の変遷など、テーブルトークRPGの背景設定が小説並みの密度で語られるのが魅力。挿絵はゴシック調のペン画で、不気味な雰囲気が見事に表現されています。
『ヴァイン』シリーズの公式設定集といえば、昨年発売された『The World of Vayne: Archives』が圧倒的に詳しいですね。公式サイトで予約した瞬間から届くのを待ち遠しく感じたのを覚えています。
この本には未公開の種族設定や地図の裏話、開発陣のインタビューまで載っていて、特に「時空歪曲装置」の初期デザイン画が公開された時はコミュニティで話題になりました。ファンアートの精度が一気に上がって、作者自身が「想定以上の解釈」とコメントしていたのが印象的です。
気になるなら、限定版に付属する「古語辞典リプリカ」も要チェック。作中で断片的に登場する古代文字の三分の一が解読可能になります。