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第6話

Author: ラッキーフラワー
出ていく前、凛はボディーガードに抱かれている息子を一目見た。

その顔に、私の面影を見たようだった。

彼はボディーガードに命じ、その子を自宅へ連れて帰らせた。

戻るなり、凛は親子鑑定を手配した。

どういうわけか、優奈のそばに二年いた私は、そのまま凛について帰ってしまった。

怜司は秘書に連絡し、この数年の私の生活状況と、最近の足取りを調べるよう指示した。

それから三日間、凛と怜司は、まるで何事もなかったかのように過ごした。

普段どおり仕事をし、普段どおり生活した。

けれど一人でいるときの二人は、ひどく途方に暮れて見えた。

瑶子は体調が悪いと言って、何度も二人を訪ねてきた。

けれど、いつもならどんな願いでも聞いていた二人が、そろって彼女を拒んだ。

三日後、秘書は調べ上げた資料を、怜司と凛に一部ずつ用意した。

「白石社長、平井社長、梨央様は……本当に亡くなっています」

秘書の声には、痛ましさがにじんでいた。

怜司と凛は、資料を受け取る手がひどく震えていた。

その様子を見た秘書は、いっそ口で説明することにした。

「梨央様は精神科病院に送られたあと、人として扱われな
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