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第191話

Penulis: 風羽
栄光グループの納会は、今年も年の瀬に行われた。

午後二時——

栄光グループ・社長室。

京介はデスクに座り、書類に目を通していた。白いシャツに黒のスラックスを合わせ、相変わらずの端正な姿だ。

この一年、さまざまなことがあったが、栄光グループの利益は前年比15%の成長を見せ、実に好調である。

中川がノックして入室した。手には数冊の書類を抱えている。署名を済ませたところで、中川が口を開いた。

「京介様、今年の広報部の公式写真ですが、まだお決めになっていないようでして……」

例年は、京介と舞のツーショットが恒例だった。たとえ仮面夫婦だったとしても、並んでいるだけで絵になった。

しかし昨年から、京介は一人で写っている。

問いに、京介は視線を上げ、中川を見た。その目には、わずかな逡巡があったが、やがてスマホを取り出し、写真を一枚選んで見せた。

「これを使ってくれ。キャプションは……」

中川が画面を覗きこみ、ふっと微笑んだ。

「……可愛らしいですね」

——これが、京介様の究極のロマンスなのだろう。

中川は元画像を持って広報部へと向かった。

三十分後、栄光グループの公式ア
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