高校時代に単行本の合間で見つけた短編を追いかけていたら、公式の外伝には思いのほか深みがあることに気づいた。自分がいちばん参照しているのはまず、短編の続編にあたる'黒子のバスケ EXTRA GAME'だ。原作終了後の“もしも”を描いたスペシャル的な読み切りで、世代の奇跡たちと誠凛チームの対決をコンパクトにまとめてくれている。バスケ描写のテンポ感やキャラの掛け合いが原作の延長線上にあるのが嬉しくて、何度も読み返したくなる作品だ。
それから、これをベースに作られた劇場作品'劇場版 黒子のバスケ LAST GAME'も忘れられない。視覚表現や演出で原作のエッセンスが膨らまされ、短編とはまた違う迫力が味わえる。どちらも本筋を補完する形で楽しめるので、原作漫画を読み終えた後に手を伸ばすとより世界観が広がるはずだ。