報道をじっくり読んでみたら、今回のインタビューでは '蒼き航海' の頃とはまったく違う方向性を示している点が際立っていた。まず大きなニュースとして、ryu jin がコンセプト・アルバムを準備中で、伝統楽器と電子音を融合させたサウンドを目指していることが明かされた。インタビューでは制作過程の細部や旅から得たインスピレーションを語っていて、曲ごとに物語性を重視するという話が印象に残った。
古いディスクガイドをめくるような気分でまとめると、あの本はかなり具体的に ryu jin の参加作を挙げていたと記憶している。まず目立つのが『影の戦士たち サウンドトラック』で、ここでは民族楽器のアレンジとプログラミングに彼の名がクレジットされている。曲の一部に混ざる細かなパーカッションや空間処理は、彼の手仕事だと読み取れる記述だった。
次に紹介されていたのが『蒼炎の旋律 オリジナル・サウンドトラック』で、こちらはピアノとエレクトロ・サウンドのブレンドに彼が深く関わったとされている。ディスクガイドはトラックごとに担当を分けて書いてあり、ryu jin は数曲で編曲も担当している旨が詳しく載っていた。