一つ目は『The Villainess Turns the Hourglass』。復讐と再生を軸にしたサスペンスが強く、主人公の計算高さと内面の脆さが並走する点で親和性が高い。演出が陰影を強めるので、悲哀の美学を味わいたい人に合う。
二つ目は『The Abandoned Empress』。没落からの逆転や、運命を知るがゆえの重さがテーマで、恋愛の甘さよりも情勢の重圧が胸にくるタイプ。三つ目は『Who Made Me a Princess』で、あの冷徹な王と被虐めいたロマンスの緊張感が『悪女は美しき獣の愛に咲くと』の持つ甘くて苦い感触と通じるところがある。自分はこうした“美しさと悲しみが同居する恋”を好むので、どれも繰り返し読み返しています。