ふと『闇の炎に抱かれて消えろ』というフレーズを耳にしたとき、その響きの持つ劇的なイメージが頭から離れませんでした。英語に訳すなら、直訳すると『Disappear embraced by the dark flames』でしょうか。ただ、これだと文学的なニュアンスが薄れてしまう気がします。
『ファイナルファンタジー』シリーズの英語版ローカライズを思い出してみると、こうした詩的な表現は『Be consumed by the dark fire』のような形に変えられることが多いです。『抱かれて』という受動的なニュアンスよりも、『炎に飲み込まれる』という能動的な表現の方が英語圏のリスナーにはしっくりくるのかもしれません。
翻訳って本当に難しいですよね。特にアニメの名台詞となると、単に言葉を置き換えるだけじゃ伝わらないニュアンスがあります。'俺のこの手が真っ赤に燃える'は『ガンダム』シリーズの熱血フレーズですが、英語圏のファンは『My hands burn with an awesome power!』と訳すことが多いようです。