英語には 'pull the ladder up behind you' という表現があります。これは成功した人が後から来る人のために梯子を用意せず、自分だけが有利な立場を確保する様子を表しています。ビジネスシーンでは特に競争の激しい業界で使われることが多いですね。
類語としては 'cutthroat competition' も状況によっては使えます。これは文字通り『喉を切るような競争』を意味し、ライバルを蹴落とすような行為まで含む過酷な競争環境を指します。ただし、こちらの方がより攻撃的なニュアンスがあるので、使用時には注意が必要です。
もう少し穏やかな表現なら 'closing the door behind you' という言い回しもあります。昇進や転職でポジションを離れる際、後任のためのサポートをしない場合などに使われます。ビジネスでは協調性が重視される場面も多いので、こうした行為は長期的には評判を損ねかねません。
翻訳の面白さって、文化のニュアンスをどう伝えるかってところにあるよね。'羽目外す'のような表現は、直訳すると全く意味が通じなくなっちゃう。英語圏の人に伝えるなら、'go wild'とか'let loose'が近いんじゃないかな。特にパーティーシーンで使われる'let loose'は、抑えていた感情を解放する感じがあってしっくりくる。
でもシチュエーションによっては'cut loose'や'throw caution to the wind'も使える。前者はもっと積極的に羽目を外す感じで、後者はもっと無謀な行動まで含むニュアンス。例えば『ワンピース』のルフィみたいなキャラが'throw caution to the wind'して敵に突撃するシーンとか、まさにこの表現がピッタリだと思う。
日本語の豊かさを考えると、一つの英語表現に収めきれないのも事実。'羽目外す'の軽い遊び心から、度を越した行動まで、英語では別々の表現を使い分ける必要がある。これが文化の違いを超えて意味を伝える難しさでもあり、翻訳の醍醐味でもあるんだよね。