吹き出しの形やキャラクターの表情が印象的な作品といえば、まず思い浮かぶのは『ピンポン THE ANIMATION』です。湯浅政明監督の独特なタッチで、卓球のスピード感と感情の高ぶりが誇張された表情で表現されています。特に主人公・ペコの笑顔や悔しさがデフォルメされ、感情がダイレクトに伝わってくるのが魅力です。
もうひとつ挙げるとすれば、『ジョジョの奇妙な冒険』の特徴的な『ふうはや顔』でしょう。荒木飛呂彦先生の画風は、驚愕や怒りなどの感情を極端にデフォルメするスタイルで、それがかえって作品の個性になっています。特に第3部以降の『ゴッドアイライン』と呼ばれる鋭い目線は、他の作品ではなかなか見られない独特の表現です。