Ryan Goslingの演技には独特の乾いたユーモアと明るさが同居しているよね。『ラ・ラ・ランド』で見せた軽やかなダンスシーンと鋭いセリフ回しのコントラストが最高だった。特にバーでのピアノシーン、あの微妙にズレた笑顔と皮肉めいた台詞が癖になる。
『クレイジー・ストゥーピッド・ラブ』ではモテ男役ながらどこか人間味のあるダメさも垣間見せていて、これぞドライ明るさの極地。車のシーンで突然『黙ってヘッドフォンつけろ』と言い放つあたり、計算された自然さが光る。最近の『バーバー』でもそのスタイルを深化させていて、彼の作品は全体的に軽妙なのに深みがあるのが特徴だ。