英語の"throw a pebble into the pond"と比較すると興味深い違いがあります。中国由来の表現が「意図的に変化を起こす」意味合いが強いのに対し、欧米では「予測不能な結果」を強調します。明治時代の翻訳家たちがこのニュアンスの差を意識し、社会改革を促す文脈で積極的に日本語版を使用しました。
「一石を投じる」を英語で表現するなら、'to cast a stone'という直訳よりも、'to stir the pot'というイディオムの方がニュアンスをうまく伝えられる気がする。
この表現は、誰かが意図的に議論や対立を引き起こそうとする様子を表すのにピッタリだ。例えば、職場で新しい提案をしたら、それがきっかけで活発な議論が始まったときなんかは、まさに'stirring the pot'したと言える。
イギリスのテレビドラマ 'The Office' でも、上司がわざと社員同士を対立させるような発言をして場を混乱させるシーンがあるけど、あれこそ典型的な例だと思う。日本語の「波紋を広げる」に近いイメージかな。