英語で'気に食わない'を表現するなら、'rub me the wrong way'というフレーズがピッタリだと思う。直訳すると「逆方向に撫でられる」という意味で、なんとなく違和感がある感じをうまく表現してる。
例えば『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生は、多くの生徒からこの表現が当てはまるキャラクターだ。特にハリーにとっては、スネイプの態度が常に彼をイライラさせていた。'He always rubs me the wrong way with his sarcastic comments'なんてセリフが想像できる。
他にも'get on one's nerves'という表現もよく使われる。『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョフリー王は、視聴者の神経を逆なでする存在として完璧にこの表現が当てはまるキャラクターだ。
英語で「くどい」を表現するなら、'repetitive'が一番近い気がする。特に『サイコ』の有名なシャワーシーンで、ナイフを振り下ろす音が延々と続く描写はまさにこれ。
映画翻訳の面白い例だと『インception』のダイアログ。原作では『We need to go deeper』が何度も出てくるけど、日本語版では『もっと深く』とシンプルに訳されつつ、くどさを感じさせない絶妙なバランス。ゲームだと『The Last of Us』のエンドシーン、ジョエルの台詞回しが英語では少し冗長に感じる部分、日本語版では情感を残しつつコンパクトにまとめられてた。