「無茶しやがって」というフレーズは、日本語ならではの熱いニュアンスを含んだ表現で、英語に訳すとなかなかピッタリくる言葉が見つからないのが正直なところ。近いニュアンスを出すなら、"You're crazy!"や"That's insane!"といった表現が使える。特にアクション映画やアニメのワンシーンで、仲間がとんでもないことをやり遂げた瞬間に叫ぶようなケースを想像するとわかりやすい。
例えば『鬼滅の刃』で竈門炭治郎が限界を超える戦いを見せたとき、我妻善逸が「無茶しやがって」とつぶやくようなシーン。英語版では"You're out of your mind!"と訳されてたりする。スポーツ中継でも、アスリートが常識外れのプレーをしたときの実況で"No way! That's ridiculous!"なんて叫ばれるのを耳にしたことがある。
この言葉が持つ「心配しながらも認めざるを得ない」という複雑な感情は、"You absolute madman!"なんてスラング的に訳すこともできる。イギリスのテレビ番組『トップ・ギア』でジェレミー・クラークソンが過激なスタントを仕掛けるたび、観客からそんな声が上がるのを思い出す。どの訳を選ぶかは、その場の熱量や関係性によって変わるのが面白いところだ。