面倒くさがり屋の主人公が魅力的に描かれた作品といえば、まず思い浮かぶのは『The Big Lebowski』だろう。ジェフ・レボウスキー、通称“ダッド”は、何に対してもやる気ゼロのキャラクターながら、なぜか周囲を巻き込む不思議な魅力を持っている。ラグビーをこよなく愛し、ホワイト・ロシアンを片手にだらだら過ごす姿は、ある種の哲学さえ感じさせる。
日本の作品では『サマーウォーズ』の健二が印象的だ。数学の天才ながら極度の引っ込み思案で、夏休みのバイト先で起こった事件に巻き込まれる。彼の「面倒ごとに関わりたくない」という態度と、状況に引きずり込まれる様子は、現代の若者にも共感を呼ぶ。アニメーションならではのダイナミックな展開と、キャラクターの成長が絶妙に絡み合う。
意外なところでは『Shaun of the Dead』のショーンが挙げられる。ゾンビが街を襲っても、最初は気づかなかったり、対処を先延ばしにする様子は苦笑いを誘う。だらけた生活を送る平凡な男が、非常事態を通じて変わっていく過程は、コメディとホラーのバランスが絶妙だ。こういった作品の魅力は、主人公の怠惰さが単なる欠点ではなく、観客自身の日常と重ね合わせられる点にあるのかもしれない。
くたびれ儲けを英語で表現する場合、'All that glitters is not gold'という諺が近いかもしれません。これは表面的には価値がありそうに見えても、実際には役に立たないものを指します。
別の表現としては、'a fool's errand'も使えます。こちらは無駄な努力や時間の浪費を意味し、くたびれ儲けのニュアンスにぴったり。例えば、『ワンピース』の空島編で、黄金郷を求める冒険が実はただの伝説だったりするようなシチュエーションに当てはまります。
文化的な違いはありますが、英語圏でも似たような概念を表現する言葉がいくつか存在しています。それぞれ微妙にニュアンスが異なるので、状況に応じて使い分けるのが面白いですね。