雨宮天の『まなざし』は日本語ならではの情感が詰まった楽曲で、英語に訳すとなるとニュアンスの再現が難しい。
特に『まなざし』という言葉自体、視線以上の意味を含んでいて、英語の'gaze'や'look'では物足りない。歌詞中の『揺れる想い』は'wavering feelings'と訳せるが、日本語の『揺れる』が持つ不安定さのニュアンスが薄れる。
サビの『伝えたい言葉はまだ宙を舞っている』は'I want to say something, but my words are still floating in the air'みたいになるだろうか。しかし『宙を舞う』の詩的な表現が英語だと直訳調になってしまう。翻訳は言語の橋渡しだが、どうしても失われるニュアンスがあるんだよな。