肩の力を抜いて入りたいなら、'Red, White & Royal Blue'がとても読みやすくてとっつきやすい作品だと感じる。アメリカの若い王子と大統領の息子という設定がまず面白く、恋愛のドキドキとユーモアがバランス良く混ざっているから、BLに初めて触れる人でも感情移入しやすい。翻訳も複数出ているし、テンポが良いのでページが進む感覚を体験しやすいのが魅力だ。
読み始めたときの僕の印象は、すっと世界に入れて心地良かったということ。胸が熱くなる瞬間もあれば、軽い笑いで息抜きもできる。性的描写もあるけれど作品全体がロマンス寄りなので「BLってこういうものか」と掴むには最適だと思う。政治的な背景や友情の描写も豊かで、単なる恋愛小説以上の満足感が得られる。まずは気楽に一巻を読んでみて、キャラクターに惹かれたら続きを追っていくといいよ。