「津田訳」という言葉がネット上で話題になっているのを見かけたことはあるだろうか?これは主に海外ドラマやアニメのファンサブ(ファンによる字幕)で使われる独特の翻訳スタイルを指す。特に『シリコンバレー』や『ブレイキング・バッド』のような作品で、津田氏の手掛けた字幕が「原文のニュアンスを崩さずに日本語として自然」だと評価されている。
面白いのは、この翻訳スタイルがニコニコ動画やTwitterでネタとして広まっていることだ。例えば『Rick and Morty』のエピソードで、主人公のRickが放つ難解なセリフを津田訳で再現した動画がバズったことがある。通常の字幕では切り捨てられる言葉遊びや文化的なジョークまで訳出しようとする姿勢が、コアなファンから支持されている理由だろう。
ただし、全ての作品にこのスタイルが合うわけではない。『ゲーム・オブ・スローンズ』のような重厚な作品だと、かえって違和感を覚える視聴者もいるようだ。翻訳という行為の難しさを考えさせられる現象である。