ティム・ロスの監督作品について語るなら、彼の映画『The War Zone』(1999年)がまず浮かびます。これは非常に重いテーマを扱った作品で、家族の暗部に迫る内容です。ロス自身の演技経験が、監督としての繊細な演出に活かされているのが特徴ですね。
この作品は原作小説を基にしていますが、ロスが脚本にも関与し、俳優たちのパフォーマンスを引き出す手腕が光ります。特に若手俳優たちの自然な演技が印象的で、監督としての力量を感じさせます。その後も短編やドキュメンタリーを手がけていますが、長編監督作はこれ1本というのが意外な事実です。