『ブラックラグーン』の最新展開といえば、コミックスの方ではまだまだ熱い戦いが続いているよね。ロアナプラを舞台にした暴力と混沌の物語は、第12巻あたりで新たな局面を迎えている。特にロベルタの過去編やホテル・モスクワとの因縁、そして中国マフィアとの抗争が絡み合い、これまで以上に緊迫した展開を見せている。
アニメ版は第二期『The Second Barrage』で一旦区切りをつけているけど、原作ではその先のエピソードがかなり膨らんでいる。レヴィたちラグーン商会のメンバーがさらなる危険な仕事に巻き込まれ、それぞれのキャラクターの背景が掘り下げられていく様子は見逃せない。特にダッチの謎めいた過去やベニーとの関係、そしてロアナプラという街そのものが持つ闇が少しずつ明らかになっていく過程は、この作品の真骨頂ともいえるだろう。
最近の展開では、新たな勢力との衝突や内部抗争が描かれ、銃撃戦だけでなく心理戦も激化している。作者の広江礼威さんらしい、グロテスクながらもどこか美学を感じる暴力描写と、キャラクターたちの人間臭いやり取りが相変わらず冴え渡っている。アニメ化が待たれる部分も多いけど、まずはコミックスでこの世界観の深みを味わうのがおすすめだ。