衝撃的な設定のゲームを探しているんだね。確かに車にひかれるというシチュエーションを扱った作品は少ないけど、『This War of Mine』では民間人の視点から戦争の残酷さを描く中で、そんな瞬間もあった気がする。
むしろ逆転の発想で『Death Stranding』なんかは主人公が「ひかれない」ために必死に荷物を運ぶゲームplayが核心だ。危険な道路横断は日常の一部として組み込まれている。直接的な表現は控えめでも、交通死亡事故の恐怖を想起させるゲーム体験って結構あるんじゃないかな。
『To the Moon』はこのテーマを扱った傑作だね。時間を遡って最期の願いを叶えるという設定が、後悔と和解のプロセスを深く描いている。
ゲームプレイ自体はシンプルだけど、ピアノを中心としたサウンドトラックが情感を増幅させる。特に主人公の記憶が少しずつ明らかになる過程で、日常の些細な瞬間に込められた愛情に気づかされる。
クライマックスで全てのピースがはまる瞬間は、何度遊んでも胸が締め付けられる。家族の無言の思いやりと、言葉にできなかった気持ちの行き違いを、静かな物語で見事に表現している。