徒然草の面白い段を教えてください。

2026-07-05 03:32:19
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4 回答

Hope
Hope
本友 研究員
第12段の「ある人、弓射ることを習ひに」が秀逸だと思います。弓の名人に習っていた男が、的に当たらない理由を「矢が悪い」「弓が悪い」「的が曲がっている」と全て他人のせいにする話。

最後に名人が「それでは私が射てみよう」と言って見事に命中させ、男が恥ずかしがる様子が描かれます。自己反省の重要性をユーモアを交えて説くこの段は、現代のSNS時代にも通じる教訓を含んでいます。人間の愚かしさを描きながら、憎めない味わいがあるのが魅力です。
2026-07-08 08:46:25
3
Derek
Derek
支援者 薬剤師
『徒然草』の中で特に印象に残っているのは第53段「高名の木登り」の話です。木登りの名人が、人々の前で妙技を見せようと高い木に登り、枝先まで移動したところでふと下を見てしまい、動けなくなってしまう。

普段は何気なくこなしていることでも、意識しすぎるとかえってできなくなるという教訓が込められています。兼好法師の観察眼が光るエピソードで、現代でもスポーツやパフォーマンスに通じる心理を鋭く描いています。この段を読むたびに、過度な自意識が能力を阻害する様子に共感を覚えます。
2026-07-09 10:44:01
1
Una
Una
読書民 通訳者
第89段の「仁和寺にある法師」が面白いですよ。寺の法師が初めて京の都へ出て、牛を見て「あれは何だ」と聞き、「牛です」と教えられても信じようとしない。

法師は「そんな大きいものがいるはずがない」と頑なに否定し続けるのですが、このエピソードには人間の先入観の強さが見事に表現されています。未知のものに対する拒絶反応は現代でもよく見られる現象で、兼好の時代から人間の本質は変わらないのだなと感じさせられます。
2026-07-09 14:47:40
4
Benjamin
Benjamin
読書通 俳優
第41段の「九月二十日ころの事」が好きですね。月が美しい夜に、ふと「月見る人は我ばかりなるべし」と詠んだ老人の話です。それを聞いた別の人物が「いや、私も見ている」と返すやり取りがなんとも味わい深い。

自分だけの特別な体験と思い込む人間の傲慢さを、さりげなく風刺しているところが兼好らしい。自然の美しさを共有する喜びと、人間の自己中心性を同時に描くこの段は、何度読んでも新鮮に感じます。
2026-07-09 15:30:24
4
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関連質問

徒然草で最も面白い段はどこですか?

4 回答2026-07-05 04:53:20
『徒然草』を読んでいて、第百五段の「人が死ぬるさま」には強い印象を受けました。兼好の死生観が凝縮されたこの段落は、現代にも通じる鋭い観察眼が光っています。 生と死の境界を冷静に見つめる視点は、当時の仏教的無常観を反映しながらも、どこか人間味を感じさせる描写が秀逸です。特に「死ぬる時は、一人にて死ぬるなり」という一文は、孤独の本質を突いていて、何度読んでも考えさせられます。 この段を読むと、兼好が単なる隠者ではなく、人間の本質を見極めようとした思想家だったことがよくわかります。

徒然草の面白い段をランキング形式で知りたいです。

5 回答2026-07-05 13:41:50
『徒然草』といえば、兼好さんの鋭い観察眼が光る随筆集ですが、特に第137段の『高名の木登り』が印象に残っています。名人と呼ばれた木登り職人の話で、危険を顧みず木に登る姿や、その後の転落死という結末が、人生の儚さと職人の矜持を鮮やかに描き出しています。 第52段の『仁和寺にある法師』も秀逸。寺の法師が桶の底が抜けていることに気づかず水を汲む滑稽なエピソードから、人間の思い込みの危うさを説いています。ユーモアと教訓が見事に融合した段です。 第11段の『亀山殿の御池に』は、自然の美しさを詠んだ詩的な描写が心に残ります。水面に映る月を眺める雅やかな情景が、現代の忙しい日常とは対照的で、ふと立ち止まるきっかけを与えてくれます。

徒然草の面白い段を解説付きで紹介しているサイトはありますか?

5 回答2026-07-05 10:36:00
『徒然草』の魅力を掘り下げたサイトなら、『古典倶楽部』がおすすめだ。第52段「高名の木登り」の解説が特に秀逸で、兼好の人間観察の鋭さと軽妙な文体の関係を丁寧に分析している。 現代語訳と原文を並列表示している点も便利で、例えば第7段「つれづれなるままに」の冒頭部分について、当時の「退屈」概念と現代のニュアンスの違いを指摘。平安貴族の時間感覚がビジュアル付きで解説され、古典初心者にも分かりやすい構成だ。 サイト運営者が定期的に開催する読書会レポートも参考になる。参加者が様々な解釈を披露する第137段「愛執のこころ」の討論記録は、作品の多様な読み方を教えてくれる。

徒然草の面白い段を現代語訳で読みたいのですがおすすめは?

5 回答2026-07-05 18:21:28
吉田兼好の『徒然草』には、現代人にも刺さる鋭い洞察が詰まっていますね。特に第52段「高名の木登り」は、名人と呼ばれる木登り職人が転落死する話で、過信の危険を説いています。 現代語訳で読むと、専門家でも油断すると失敗するというメッセージが鮮明に伝わります。兼好が観察眼の鋭さを発揮したこの段は、ビジネス書に引用されてもおかしくない内容です。浅野晃の訳が読みやすく、ユーモアを交えた解説が魅力です。

徒然草の冒頭部分のあらすじを教えてください。

5 回答2026-06-25 22:59:04
『徒然草』の冒頭は、作者である兼好法師が『つれづれなるままに』と書き出し、日常の些細な出来事や人生観を綴っています。季節の移ろいや自然の美しさに触れながら、無常観や世間に対する冷めた視線がにじみ出る内容です。 特に印象的なのは、『人の心は花の色のごとく移ろいやすい』という表現。人間の感情や欲望のはかなさを、桜の花に喩えた部分が核心といえるでしょう。書名の『徒然』が示す通り、思い付くままの思索を連ねた随想集として、鎌倉時代の貴族社会を生きる人間の内面が浮き彫りにされています。

徒然草のあらすじを簡単に教えてください。

5 回答2026-06-25 09:21:29
鎌倉時代に書かれた吉田兼好の随筆『徒然草』は、全243段からなる多彩な作品だ。冒頭の「つれづれなるままに」で始まるように、無駄な時間を楽しむ美学が基礎にある。 内容は人生観から自然観察、当時の社会風刺まで幅広く、特に第137段の「高名の木登り」のように教訓的な話も多い。無常観を基調としながらも、ユーモアや皮肉が散りばめられ、現代でも共感できる人間観察が光る。 兼好は出家者でありながら世俗的な視点も持ち合わせ、権力者を批判する一方で庶民の生活にも目を向ける。段ごとに独立した内容で、どこから読んでも発見があるのが特徴と言えるだろう。

徒然草で有名な章段のあらすじを知りたいです。

5 回答2026-06-25 01:41:00
『徒然草』の第52段「仁和寺にある法師」は、ユーモアと教訓が混ざった有名なエピソードです。 仁和寺の年を取りすぎた法師が、初めて石清水八幡宮へ参詣しようと出かけます。しかし、人々に内緒でこっそりと出発したため、道案内もなく、結局どこへ行くのか分からなくなってしまう。ようやくたどり着いた先は、実は石清水ではなく、同じ八幡宮の分社である男山の麓の社でした。 法師は満足して帰ってきますが、後に真相を知り、愕然とする様子が描かれます。兼好はこの話を通じて、準備不足や慢心の危うさを風刺的に表現しています。人生の教訓としても読み解ける、味わい深い章段です。

徒然草の主な内容はどんなことが書かれていますか?

5 回答2026-06-25 18:49:35
読むたびに発見があるのが『徒然草』の魅力ですね。吉田兼好が綴ったこの随筆は、人生観から自然観察、世間話まで実に幅広いテーマを扱っています。 特に印象深いのは無常観を基調とした人間観で、権力や富の儚さを説く一方で、日常の些細な出来事にも深い意味を見出しています。例えば、高貴な身分の人が転落する話と、道端で見かけた老人の何気ない仕草についての考察が並列されているのが特徴的です。 兼好は単なる厭世思想家ではなく、美意識の鋭い観察者でもありました。桜の散りゆく様や月の情趣についての描写は、現代の私たちにも通じる情感を覚えます。
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