古いディズニー作品の音楽に詳しい方ならご存知でしょうが、あのシーンでは『With a Smile and a Song』という楽曲が使われています。面白いのは、同じ曲が場面によって全く異なる印象を与えるようにアレンジされている点。りんごを食べる前は軽やかで無邪気なメロディーが、食べた途端に不気味な変奏曲へと変化します。
あの不気味な雰囲気を一変させる魔法のようなメロディーは、実は二つの曲で構成されているんです。毒りんごを差し出す前に流れるのが『With a Smile and a Song』、そして食べた直後に変奏されるのが『Someday My Prince Will Come』の暗いバージョン。この巧みな音楽的演出が、シーンの劇的な変化をより印象的にしています。