たとえばコミカルな場面で誰かがまったく見当外れの指摘をしたとき、'銀魂'のノリなら "That's just way off the mark" や "Completely off-base" とするとキャラの間合いが生きることが多い。一方で少し強めの非難を込めたい場面なら "utterly ridiculous" や "preposterous" を使って重みを出す。僕はまた、台詞のリズムを壊さないために短いフレーズを好む。例えば「頓珍漢なこと言うな」は "Don't be ridiculous"、あるいは場面次第で "Don't be daft" のように軽く流すのも手だ。
具体例を挙げると、誰かがとんでもない間違いを指摘されて「頓珍漢だな」と軽く返す場面では "That's nonsense" や "That's ridiculous" で十分だ。ただしもっとコミカルに転がしたいなら "That's just bonkers" や "Totally out of left field" のような表現が笑いを誘う。逆に重い侮蔑や嘲りが必要な場面では "You're being absurd" よりも "That's utterly preposterous" や "What a ludicrous thing to say" とレベルを上げることがある。
翻訳でよく問題になる単語の一つだと感じている。文脈次第でニュアンスががらりと変わるから、単純に一語で置き換えるのは危険だ。
私がよく使う選択肢はまず 'unfortunately'。ニュースや事実を伝える場面だと自然で無難に響く。たとえば『生憎、明日は行けません。』は "Unfortunately, I can't make it tomorrow." が違和感なく受け入れられる。一方、相手に申し訳なさを示したいときは "I'm afraid I can't make it tomorrow." とすると柔らかく聞こえる。
もう一つ気をつけるのは文体との整合性。フォーマルな文書なら 'regrettably'、感情を強めたい場面では 'sadly' や昔風の 'alas' もあり得る。こうした選択を組み合わせて、原文のトーンを保つのが私の流儀だ。
翻訳の現場では、まず文脈を見て語感を選ぶことが大事だと感じる。支離滅裂は単に『意味が通らない』というだけでなく、論理やつながりが断ち切られているニュアンスを持つことが多い。私ならフォーマルな場面では 'incoherent' を第一候補に置く。たとえば批評や学術的な文で「彼の説明は支離滅裂だった」を訳すなら "His explanation was incoherent." が自然だ。
日常会話やや強めに非難したいときは 'nonsensical' や 'makes no sense' を使うことが多い。感情の込め方で "That argument is nonsensical." や "What he said makes no sense." とすると、日本語の苛立ちや呆れが伝わりやすい。
一方、話し方がまとまっていないという意味合いを出したいなら 'rambling' や 'disjointed' も有効だ。場面に合わせて語を選ぶのが鍵だと、私は何度も実感している。