『What Remains of Edith Finch』は、一族の呪いをテーマにした奇妙な体験が印象的だ。各家族成員の死が幻想的に再現される中で、プレイヤーは運命への抗いようのない無力感を味わう。特に魚工場でのシーンは、現実逃避と絶望が交錯する独特の雰囲気を作り出している。短編ながら、終わった後の胸のつかえが消えない不思議な余韻が残る作品だ。
雨が静かに降り続ける街並みを歩いているような感覚を与えてくれる『NieR:Automata』は、人間の存在意義を問いかける深いストーリーが特徴だ。2Bや9Sたちアンドロイドの苦悩を通じて、プレイヤーは孤独や虚無感と向き合うことになる。
バトルアクションが爽快な反面、物語が進むにつれ、戦いの意味そのものが揺らぎ始める。特にエンディングEでは、自己犠牲と希望の狭間で心が揺さぶられる。BGMの『Weight of the World』が、このゲームのテーマを完璧に表現している。