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第8話

Auteur: エターナル
外から足音が聞こえた。

フィンを連れたローワンが入ってきた。フィンは作りかけの革のポーチを抱え、まっすぐに私のそばへとやって来る。

私はしゃがみ込み、糸を整えてあげた。

「ここはもっとゆっくりね。そうしないと縫い目が斜めになっちゃうから」

ローワンが、私の頬についた蝋を指先でそっと拭ってくれた。その仕草はごく自然なものだったが、ルカが割って入る隙もないほど、私たちの距離は近かった。

ルカは言葉を失い、傍らに立ち尽くしていた。彼が見つめる先では、私とローワンが革の扱いについて語り合い、フィンが私にポーチを手渡し、私が心から微笑んでいた。

ルカの表情の奥で、何かが崩れた。その日、彼は逃げるように帰っていった。だが、彼は翌日も、そしてその次の日も現れた。

四日目には、彼は中へは入ってこなかった。ただ彼の車が、午後から日が暮れるまで路地の突き当たりに停まっていた。

訪れるたびに、彼は違う贈り物を持ってきた。私のために仕立てられたカシミヤのショール。私の名前が刻まれた懐中時計。海外から取り寄せたレザークラフト用具。

贈り物を渡すたび、彼は同じ言葉を繰り返した。

「これ一つだけ
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    外から足音が聞こえた。フィンを連れたローワンが入ってきた。フィンは作りかけの革のポーチを抱え、まっすぐに私のそばへとやって来る。私はしゃがみ込み、糸を整えてあげた。「ここはもっとゆっくりね。そうしないと縫い目が斜めになっちゃうから」ローワンが、私の頬についた蝋を指先でそっと拭ってくれた。その仕草はごく自然なものだったが、ルカが割って入る隙もないほど、私たちの距離は近かった。ルカは言葉を失い、傍らに立ち尽くしていた。彼が見つめる先では、私とローワンが革の扱いについて語り合い、フィンが私にポーチを手渡し、私が心から微笑んでいた。ルカの表情の奥で、何かが崩れた。その日、彼は逃げるように帰っていった。だが、彼は翌日も、そしてその次の日も現れた。四日目には、彼は中へは入ってこなかった。ただ彼の車が、午後から日が暮れるまで路地の突き当たりに停まっていた。訪れるたびに、彼は違う贈り物を持ってきた。私のために仕立てられたカシミヤのショール。私の名前が刻まれた懐中時計。海外から取り寄せたレザークラフト用具。贈り物を渡すたび、彼は同じ言葉を繰り返した。「これ一つだけだ。お前のためだけに選んだ」突き返せるものはすべて突き返した。どうしても返せないものは、スタジオの寄付品用の箱へ入れた。「ルカ、もう遅すぎるのよ」彼の目は痛々しいほど赤かった。「お前があいつを好きだなんて信じない。お前は何年も俺を愛していたじゃないか。そう簡単に吹っ切れるはずがない」私は革包丁を置き、顔を上げた。「私が何年もあなたを愛していたこと、分かっていたのね?」ルカの体がこわばった。「じゃあ、それを知っていてどうしたの?私の愛情はあなたにとって何だった?キープ?ビアンカのそばにいるための口実?何度突き放しても、勝手にすり寄ってくる都合のいい女?」彼の顔から血の気が引いた。「そんな風には考えていなかった。ただ、お前は決して俺から離れていかないと……」「そうでしょうね」私の声は、自分でも他人のものかと思うほど冷たく澄んでいた。「あなたは一度だって、私がそんな扱いを受けても平気だったかどうかなんて聞きもしなかった。あなたがいつも『二番手』に置いていた女が、どれほど傷ついているかなんて、想像したこともなかったのよ」ルカは口を開きかけ

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