第九十一話 新たな道 「さぁ、梅乃。 これを頭に叩き込むんだ」 岡田が医術書を大量に出すと、「はい……」 梅乃は医術の勉強に励んでいく。 この医術書は赤岩が残してくれた物だ。 (これは難しいな…… でも、赤岩先生が残してくれたんだ)梅乃が勉強に励んでいる時 「梅乃、大丈夫かな……」 小夜が岡田の部屋を心配そうに見つめている。 梅乃は岡田の部屋を借りて勉強に打ち込んでいた。 それを見て小夜が変わっていく。 吉原で梅乃の噂話をしている者を見つけると 「医術の知識も知らないクセに、文句を言ってるんじゃないよ!」 小夜が文句を言い出す。 これには采も困っていた。 梅乃の噂話をしている人たち全員に文句を言っていたのだ。 禿だけではなく、妓女にまで食ってかかっていく小夜の行動に呆れていたのだ。 「すみません…… おたくの小夜ちゃんから怒鳴られたって言っていまして……」 これは中見世の遣り手が三原屋に苦情を言いに来ていた。 「すまないね…… 梅乃の事となるとカッときちまうんだよ……」 采は何件もの苦情に頭を下げている。 「小夜!」 つい
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