第 百一話 舞踏会 「それでは今日の授業はここまで……」先生の言葉で授業が終わる。 梅乃が慌てて帰り支度をすると 「梅乃ちゃん、今度の土曜なんだけど……」 東郷が話しかけてくる。 「ぱーてぃ?」 梅乃がポカンとすると「今度の土曜にエドガー先生を招いて宴をするんだ。 よかったら梅乃ちゃんも来てくれないか?」 「あぁ、宴席の事ですね。 でも、実家の事もあるし……」采が足を痛めてからは文衛門が昼見世の時間の遣り手をして。夕方から梅乃と交代するようになっていた。 梅乃は笑顔で 「残念ですが、私は実家の会計をしなくてはなりません…… 皆様で楽しい宴席をお過ごしください」 そう言って吉原に帰っていった。 「へぇ~ 学校にも宴席があるんだね……」 梅乃から聞いた采が驚いている。 「なんでも、ぱーてぃ……とか言うみたい」 梅乃は采の足に薬を付け、包帯を巻いていく。 薬は梅乃が調べて学校で調薬をしていたものである。 「しかし、お前が薬なんか作れるようになるなんてね…… もう、岡田より凄腕になったんじゃないのかい?」 采がケラケラと笑いながら言うと、岡田が渋い表情になっていく。 「ところで梅乃、身長はどれくらいだ?」 岡田が訊くと「ここ
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