司はベッドに寝転び、ガラス窓のそばで満天の星空をじっと見つめていた。何かに深く見入っているようだった。清華もベッドに上がり、寝返りを打って彼の腕の中に潜り込み、一緒に星空を見上げた。この小さな町には汚染がなく、空気が澄んでいるため、空の星は数も多く、とても明るく輝いていた。「昔、ここで寝転がって星を眺めるのが好きだったの」あの頃は何も考えず、ただ星を見つめながら少しずつ頭を空っぽにしていった。彼女は「空っぽ」になる感覚が好きだった。全身が洗い流されたように浄化され、呼吸さえも軽くなるような気がした。人間には大自然の癒しが必要だ。いつだって必要なのだ。「翔も、子供の頃はよく星を追いかけて走っていたな」その言葉を聞いて、清華は一瞬心臓が止まるような思いがした。翔が亡くなって以来、司が自ら彼の話題を口にすることはほとんどなかった。話したくないわけではない。話せば、翔がもう死んでしまったという冷酷な現実に直面しなければならず、果てしない後悔と怒りの渦に飲み込まれ、抜け出せなくなってしまうからだ。しかし今、彼を殺した真犯人が捕まった。司もようやく、少しずつ前に進もうとしているのだろう。「どうして星を追いかけてたの?」清華は静かに尋ねた。「星を一つ摘み取りたいって言ってたよ」「摘み取る?」清華は小さく笑った。翔がまだほんの小さな子供だった頃だからこそ言えた、とても可愛らしい言葉だ。「俺にプレゼントするために、な」司が続けた。清華の笑顔が少し引きつった。翔が生まれた時、母親は彼が男の子だと知るなり、彼に対して嫌悪感しか抱かず、ゴミのように捨てようとすらした。司が祖父に泣きついて必死に懇願し、祖父が狂乱する母親を抑え込んでくれたおかげで、ようやく翔は命を繋ぎ止められたのだ。生き残ることはできたが、当然ながら母親が彼を気にかけるはずもなく、翔はほとんど司のそばで育てられたようなものだった。その後、司が海外へ留学することになったが、翔を連れて行くことはできず、彼は実家に残された。そして司が帰国した時には、翔は母親の精神的な虐待によって極端なまでに歪められてしまっていた。ピンク色の服を着て、髪を伸ばし、母親の歓心を買うために「自分を女の子に変えよう」とまで思い詰めていた。しかし、当時の司は事態の深刻さ
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