All Chapters of 神の翼 〜黄金の翼の女神〜: Chapter 41 - Chapter 50

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第40話 飲み会で揺れた

 神殿は、アントリュウスの歓迎会で豪華な食事とお酒が用意され神殿にいる人達も大勢集まり飲み会がはじまった。 イダスやグレン、騎士達もみんな来た。 アントリュウスは、嬉しそうに「みんな久しぶり~!」 イダスがもの言いたげだった。「でも、そのお姿、可愛いらしいフローラ様のお姿がもったいない!」  アントリュウスの姿を見てあまり喜べなかった。「フローラ様!男の姿で、そして名前を変えるなんて何かよほどの訳でもお有りですか?」 アントリュウスは、恥ずかしそうに「凄く大ありよ!」 みんな、アントリュウスを見て、見た目は男、声としゃべり方はフローラ、その姿に戸惑った。 イダスが言った。「私達がフローラ様と呼べなくなるのは、寂しく思います」 アントリュウスの姿を見て「あの可愛いらしくハープを弾くお姿が見られなくなるのは、残念です!たまには元のお姿をお見せください!」 アントリュウスは、寂しそうに「私は、もう大人よ、昔のような少女ではないわ」「ですが、フローラ様は、女神様です!女を捨て男の姿をして戦うのは、心が痛みます」「私が、女の姿をして戦う事には、心が痛まないの?」「えっ?」「私、成長して体が女っぽくなってしまったの、戦ってる間、私の体を見て鼻息を荒くする奴とかいるのよ」 イダスは、「そのような不謹慎な不届き者、このフローラの国には、いません!フローラ様は、元のお姿と男の姿のどちらがお好きですか?」「それは、元の姿がいいわよ!この格好、本当の私では無いでしょ!」「それでしたら気になさる事は、ありません!私達は、本当の姿のフローラ様が大好きなのです」「私も元の姿のほうが心が和むわ」「でしたらいつまでも、そのお姿では無く本来のお姿に戻られては?」「そうね!そう言ってくれるなら、ああ良かった!この国の人達が私をエッチな目で見るわけないわよね」「はい!父親が娘の体を見て女性を意識して興奮する事がないように民もみんな女神様を嫌らしい目で見る事などけしてありません!」 イダスは、昔の少女だったフローラを思い出していた。「さぞお疲れになられたでしょう!」「ちょっと待ってて着替えてくる」 アントリュウスは、着替えに行った。  ああ良かった!元の姿のほうがくつろげるわ 部屋から出てきた。「お待たせ~!」 出て来たフローラの姿を見て
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第41話 殺戮の神 襲来

 セーシェルから来た神と半神半人が国に帰って来た。 王のもとに行き報告をした。 セーシェルの国の神達も集まった。「アントリュウスというフローラの兄がいてあの国での勧誘は難しいです」  セーシェルの国の神達も王に殺戮の神アントリュウスの説明をした。「呪いをかけられた剣で刺された傷が治りません」 王は、殺戮の神アントリュウスの話しを聞いて結論を出した。「もういいあの国には、行くな黄金の翼を怒らせると厄介だ」 セーシェルの国の王は、フローラの国での勧誘を諦めた。 飲み会が終わりアントリュウスは、ヒューイやイダス達から国の状況を聞いた。「昼間、商人を殴っていた神は、なぜ勧誘をしてるの?」 ヒューイが「アントリュウス様が天界に行かれた後レムリアの国も、いろいろありまして、フローラの国のように独立した国もあります」 ヒューイは、説明が苦手だったのでグレンがその続きを説明した。「以前、この広大な大陸がレムリアの国と呼ばれていました。それが、今はレムリア大陸です!首都であるレムリアを中心にレムリア国、それ以外にフローラの国、セーシェルの国、全部で七つの国があります」「戦争になるのね?」「はい!レムリア大陸の中で戦争になる可能性があります!ですがそれ以上にレムリア大陸では数年後大きな戦争が噂になっています!レムリア大陸の海の向こうのアガルタの国です!ですがレムリア大陸の中は、七つの国がまとまらない状況です。それぞれの国は、他国やアガルタが攻めてきた時に備えて必死に軍事力を高めようとしています」「天界も人間界も一緒ね、国を豊かに発展させる為では無く戦争をする為に勧誘してるなんて変な話」 従者達は、アントリュウスの姿を見て姿は違うが昔のフローラ様は、変わってないと安心した。「私ね、天界の動物の国の守り神もやる事になったの、両方を見ないといけないから大変!みんな、ありがとう!これからもこの国を守ってね」 全員「はい!心得てます」と言った。 翌日、セーシェルの王の城にアントリュウスがやって来た。 巨大なオーラと殺気を放っていた。「俺はアントリュウスだ!王を出せ!王の首一つでお前達は見逃してやる!この国は、フローラの国の民を苦しめたから償わせる!」 王は、震えて隠れていた。 神達に言った。「どういう事だ!あの国には、勧誘に行かないという事で話
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第42話 月の女神

 アントリュウスは、精霊達に会うため神秘の山奥へ向かった。 山に入り精霊達の近くまで来ていた。 滝の方から巨大なオーラを感じ、とっさに自分のオーラを弱めた。 オーラを感じる川の方へアントリュウスは、向かった。 すると水浴びをしている女性がいた。 月を思わせるような雰囲気を漂わせ、あまりにも綺麗なその女性にアントリュウスは、見とれてしまった。 アントリュウスと目が合った。 その女神は、川から上がって木陰の所へ行き大きな銀の弓矢を手に持った。 裸のまま弓を構え矢を射ってきた。 巨大なオーラが込められた矢が向かってきた! 凄い威力と速さでアントリュウスの心臓に射られた。 アントリュウスは、右手で矢を掴んだ。 普通の神だったら死んでいる!殺すつもりで射られた矢だった。 彼女の姿が消えたと思ったら上から剣が振り降ろされた。 アントリュウスは、剣を抜き上がら振り降ろされた剣を受けた。 何処からだしたのこの剣!?見えなかった。 剣を受けた後、その女性の姿が見え無くなった。 女性は、木陰の所にいた。 衣服を着ていた。 そして、剣にオーラを溜めて斬りかかってきた。 凄いオーラ!本気でいかないと殺られる!アントリュウスの翼が輝きを増した。 この女神は、悪い神ではないわ!殺したくない、水浴びを覗かれたから怒ってるのね! アントリュウスは、避けて彼女の剣を持つ右手を左手で握り腰の所に手を回して押さえた。 顔と顔が、近くになり目と目が合った!彼女の目は殺気に溢れていた。 彼女の顔を近くで見て確認するように見た。 綺麗な顔ね!とにかく謝って許してくれないかな? アントリュウスは、「すまなかった!わざとじゃないんだ」と謝った。「あら!私の裸をしっかり見ておいて、わざとでは無いとわ!呆れるわ!」 どうしょう、目が怒ってる剣を持たせておくと危ないよ!そう思い彼女の手首を少し力を入れて握った。「痛いっ!」と言って、彼女は、剣を落とした。「お前!絶対許さん!」と怒った。 アントリュウスは、驚いた!ヤバイ、更に怒りが増してる!この女神、綺麗だから殺したくないよ!どうしょう⋯「話し合いで解決しないか?」「話し合いだと?では、手を離せ、腰の手もだ!汚らわしい!」 アントリュウスは、ビックリした!こんな気が強い女神初めてよ!手を離した。 
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第43話 神秘の山奥

「じゃ!俺は行く所が有るから」そう言ってアントリュウスは、立ち去ろうとした。 アルテミスが止めた。「お前、私の神殿がどこにあるのか知ってるのか?」「知らないけど、アルテミスの名前は有名だから行こうと思えば調べればわかるだろ!」「呆れるわ!私の神殿がアポ無しですんなり面会を許す訳ないわ」「行って面会して貰えなかったら伝言して連絡を待つとか、なんとかなるんじゃない?」「お前と話してると話しが進まん、特別に私の神殿に案内してやる付いて来い!」「いや!アルテミスの神殿には、行ってみたいけど今日と明日は、予定があるから明後日でどう?」「今日、お前は、これから何処へ行くんだ」「この山の奥だよ!友達と久しぶりに再開なんだ」「山の奥?奥には、特別変わったものなどなかったぞ!この山で誉められた物と言ったらこの川くらいだ」「この奥に神秘の山奥があるんだ」 神秘の山奥って?何もなかった⋯アルテミスは、興味を持った。「私も付いて行ってやる」「ここの川よりもっと綺麗な川があるんだ!さっき水浴びの邪魔をしてしまったからお詫びに招待するよ」 アルテミスを案内して山の奥に進んだ。「ここの神秘の山奥の事は、他の神には内緒だよ!でも、わかっていても入れないけどね」 この山を全部見たけど!何も無かった、アルテミスは、どんな所なのか期待していた。「荒らされたく無いから結界を張って隠してるんだ!精霊さんの許可がないと入れないよ」 アルテミスに、「こっちだよ!ここから結界に入るからね」と言って神秘の山奥に入った。 アルテミスは、オーラを感じ、入った瞬間まさに神秘の山奥だった。 アルテミスを川に案内した。「ここが神秘の川だよ」 アルテミスがその川を見て驚いた!天界でもこれ程の美しい景色は、それほど無い。 手で水をすくうと水に光が反射してキラキラ輝いた!水の鮮度と周りの景色、木や植物の生命力を感じる美しさに見いってしまった。 アントリュウスがアルテミスに言った。「その川、気持ちいいよ!俺もよくここで水浴びしたんだ!」「アントリュウス、その手には乗らんぞ!そう言って、また私の水浴びを覗き見するつもりであろう」「もうしないよ、君のオーラは覚えたから水浴びが終わるまで近づかないよ」 そんなつもりないのに!信じてくれないのかな?「俺は、向こうで友達と話しをし
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第44話 抱っこしていい

「アルテミス!紹介するよ、俺の友達の精霊さん達!」 精霊達が、アルテミスに近づいて来た。「初めまして!女神様は、アントリュウスの親友なんだね!」 アルテミスは、感動した初めて見る精霊!そして精霊達との会話に、だけど「親友?」「ここは、アントリュウスの結界で守られているから誰も入れないんだ!神や人間をここに入れた事がないんだよ」「ここに招待されたのは初めてだよ!」「余程、心を許してないとここには、入れないからね!」 アルテミスは、アントリュウスが私を特別に招待したんだと驚いた。「ええそうよ!アントリュウスは、私の事好きなのよ!」 精霊達は、興味津々になった。「え~っやっぱり!アントリュウスも年頃ね!」「ここ、すご~く綺麗ね!私、精霊さんと話したの初めて」 アントリュウスは、アルテミスと精霊達との会話を聞いていて、さっきの私との会話と違うと思った。 あの時は、怖かったけど、今は、普通の女の子みたい.、これが本当の姿なんだ。「ねぇ!私、またここに来ていいの?」 精霊達に聞いた。「アントリュウスの友達だったら大歓迎だよ」「わぁ!嬉しい!」 アルテミスって、こんな可愛い笑顔をするんだ!アントリュウスは、アルテミスに対して好感を持った。 アルテミスが嬉しそうに、そわそわしながら指を指した。「アントリュウス!あれ、シルバークリスプハンガーじゃない? 何でここにいるの?絶滅した動物よ」「ここで隠れて住んでるんだ!見つかると捕まって連れていかれるよ」「アントリュウス!あのシルバークリスプハンガー抱っこしていいの?」「本人に聞いて見て!俺の許可は、要らないよ」 アルテミスは、嬉しそうに寄っていった。「クリスプハンガーさん抱っこしていい?」 クリスプハンガーは、アルテミスが好意的なのがわかり「いいよ!」と言ってスリスリしてきた。「会話できるんだ!」 アルテミスは、シルバークリスプハンガーと仲良しになった。 そして、精霊と動物達に神秘の山奥を案内された。 アントリュウスが「アルテミス!もう夜も遅いし帰らなくていいの?」「子供じゃないんだから、それよりこの神秘の山奥、気に入ったから朝まで遊ぶわ」「君が遊びに、来たくなったら、いつでも自由に遊びに来てもいいよ!」「えっ、本当〜!」 アルテミスは、喜んだ!「ただし条件は、君
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第45話 恐怖の世界

 アルテミスは、アントリュウスに興味を持った。 殺戮の神アントリュウス、噂と違って優しい、精霊や動物達と一緒にいる所を見てると殺戮を楽しむ神には、見えない。「アントリュウス、貴方の事をいろいろ知っおきたいから付いていくわ!貴方、天界で有名よ!ゼウスに匹敵する神の力、いずれ新たな天界の王になるかも知れないって!」 「神の王って!?何で俺が有名なの?王になんかなる気ないよ」「殺戮の神アントリュウスって、貴方、目立つ事いっぱいしてるでしょ!」 「何したんだろ?」「貴方、自覚が無いの?機嫌を損ねると直ぐに首を斬り落とすって」「首を斬り落とすのは、相手だって苦しま無くて済むし速くたくさん殺すには、一番いいでしょ!」「貴方の事を天界で知らない神は、いないわ!一つ目の巨人ギガースを一振りで首を斬り落とし、1,000人の荒くれの神に1人で暴れ100人以上の神を笑いながら殺したって」「1人じゃないよ3人でいったんだ!」「でも、貴方が1,000人以上の荒くれの神に1人で飛び込んで100人以上の荒くれの神を殺したってのは?」「それは、本当だけど途中であいつら逃げちゃったんだ」「逃げなければ全部殺したの?」「そのつもりだった」「何故、あんな事をしたの?」「あいつら、動物の国の神達を誘拐して奴隷にしてたんだ」「神々の世界は、力により上下関係ができるわ、当然だと思うけど」 アントリュウスは、怖い顔になった。「アルテミス!動物の神は、弱い!だけど弱いからといって本人が嫌がってるのに奴隷にするのは許せない、誘拐されて奴隷にされていたのは俺の仲間だ」 仲間を助ける為なら殺戮の神になるんだ!でも仲間からみたら守ってくれる神!アントリュウスっていい奴なんだ⋯「そんな怒った顔しないで」 えっ!アルテミスにそんな事言われるとは思わ無かった。「アルテミス!いつか、もし君と戦う事になったら、出来れば話し合いで解決できるようにしたい!君を俺の手で殺したくない」「貴方!相当私に惚れたのね!」 惚れた!? この女神、自意識過剰過ぎるよ!友達には、なりたいけど「とりあえず、明日は、アルテミスの神殿に行くよ」「私も、貴方の国へい行くわ!貴方、仲間が殺されたら怒るでしょ!どういう人達がいるのか見ておきたい」「あの!暴れないでね」「覗き見しなければ暴れないわよ!それ
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第46話 フローラの国

 グラスを手にしてお茶を飲んだ。 えっ!このグラス、レアクリスタルグラス!? 原料がほとんど取れなくて王家でもこんないいグラスあまり使ってないわ!使うより飾っておく物でしょ! グラスをよく見るとグラスの細工が芸術的だった。 腕のいい職人による手作り!? レアクリスタルは、強度が高く薄く作る事ができるけど衝撃に弱いから余程、腕が良くないとここまで彫れないわ!周りを見ると庶民も普通にレアクリスタルグラスでお茶を飲んでいた。 このグラスでお茶を飲むと口元が薄いから美味しいんだけど庶民が普通に使ってるの!? アルテミスは、出されたお茶を飲んだ。 美味しい!このお茶はすごく上質!? お茶を運んできた女性にアルテミスは、聞いた。「ねぇ!このお茶かなりの上質ね!」 女性は、恐る恐る答えた。「はい、これは、以前守り神のフローラ様が作られたお茶で女神のお茶と私達は、呼んでいます!私達もこのお茶が毎日飲む事が出来て幸せです」 アルテミスは、その言葉に驚いた!毎日!?この高価なお茶を庶民が毎日飲んでるの?「あなた達、このお茶の価値とか知ってる?」「私達は、あまりお茶の品質とか詳しくありません!昔から美味しいものが出来るとフローラ様がみんなで頂こうと言ってくれました」 身分に関係なくこれだけの高価な物をみんなで?「フローラ様がいなくなり、この美味しいお茶も、もう飲めなくなると思っていました。ですがアントリュウス様が来られたので、またこの国で美味しいお茶や農作物が食べられるようになります」「ありがとう!もういいわ」 このお茶はかなり高価な物、貴族の中でも、かなりのお金持ちでなければ飲めないわ!それにこのグラスはとんでも高価な美術品よ! 遠くの方からガシャーンとグラスが沢山割れた音がした。「あら!沢山割ってしまったわね!大丈夫?怪我はない?アントリュウス様がいらっしゃるから治療してもらっておいで」「うん!行ってくる」 その会話を聞いてアルテミスは、私、心が貧しいわ! グラスより怪我を心配するのが正しい、このグラスの金額をこの人達知らないのね! 神殿の中を見回すと所々に美術品が目に入った。 先程、お茶を運んできた女性にたずねた。「ねぇ? この神殿には、至る所に高価な美術品があるけど、何処で買ってるの?」「ここにある物は、全てこの国で作られ
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第47話 ドラゴに乗って

 一曲終わって、アントリュウスがアルテミスの所に来た。 アルテミスが「何、もう終わりなの?」聴きいってたのにと少しムッとしていた。「もっと弾きたいんだけど畑仕事に行かないと」アントリュウスも弾きたかったけど早く行かないと畑仕事する時間が無くなるから焦っていた。「畑って、山の向こうでしょ!どうやっていくの」「飛んで」「私、飛べないわよ!」「じゃ俺がか担いで!」「担がれて運ばれる所、誰かに見られたら恥ずかしいでしよ!そんなはしたない事できないわよ!」 あれしかないか!「アルテミス!ドラゴンの上に乗って行くのは、大丈夫?」「ドラゴン?まあそれも・・・男に抱かれて飛ぶよりましよ」「ちょっと待って!」 アントリュウスは、魂の繋がりを使ってドラゴを呼び出した。 ドラゴが、神殿に来た!「アントリュウス様!久しぶり!」 と言って、アントリュウスにスリスリしてきた。 アントリュウスは、ドラゴの頭を撫でた。「ありがとう!よく来てくれたね!」 そう言って楽しそうに話しをしていた。 アルテミスは、それを見て怒った口調で「貴方、これ神龍じゃない!危ないでしょ!」「俺の子供だから大丈夫だよ」 何、言ってるのこの神!更に怒った口調で「神龍が、大丈夫な訳ないでしょ!」「ドラゴ!女神アルテミスだよ!挨拶して」「はじめまして、僕は、ドラゴです!アントリュウス様から、私の子供という地位を頂いたペットです宜しくお願いします」 ペコッと頭を下げた。 アルテミスが警戒していた。「アントリュウス様のお知り合いなので食べないので安心してください」 アントリュウスを睨んだ。「あんた!どういう神経してるの!神龍を飼う何て聞いた事ないわ!」 ドラゴにも説教をした。「貴方、神龍でしょ!神龍って一番強いドラゴンで近づくと自分以外の物は、全て食べ物でしょ!」「姉ちゃんからも、そう言われた事があるんだけど、僕は、アントリュウス様や姉ちゃんと一緒にいたいからアントリュウス様の許可がないと食べないよ」「だけどね、お腹が空くと自我がなくなって本能で何でも食べるんでしょ?」「僕は、自我を失わない修行をして鍛えてるよ!」 ドラゴは、アントリュウスにくっついてスリスリしていた。 それを見て「こんなに、なつく神龍ありえないでしょ!」「アルテミス!急ごう、早く行かない
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第48話 アルテミス神殿

「ようやく神殿ね!」 とアルテミスが言った。「アルテミス!どうやって天界へ行くの?飛べないよね!」 「空を飛び回る事は、出来ないけど天界へ行くのは浮遊魔法で昇るだけよ!でも、ドラゴに乗って帰りたいわ」 ドラゴが「うん、いいよ!アルテミス様の神殿まで送るよ!」 アルテミスは、喜んだ。 嬉しそうに「ありがとう!ねぇ、ドラゴ!私のペットになってよ」「ダメだよ、僕は、アントリュウス様の子供でペットなんだから!アルテミス様とは、友達だね」「うわ~嬉しい!私達友達ね!」「うん!」 アルテミスは、ドラゴに乗り、アントリュウスは、空を飛びアルテミスの神殿に向かった。 神殿に着き、従者達が神龍に乗って帰って来た事に驚いた。 それ以上にアントリュウスと一緒にいる事に神殿の中が緊張感が漂った。 神殿にいた側近や従者が騒ぎだした。「ドラゴ、ありがとう!」「またね!アルテミス様!」 ドラゴは、アルテミスを送ると帰って行った。 従者達は、アルテミスを出迎えた。 アルテミスは、威厳をだした。「皆の者、出迎えご苦労!こちらは、アントリュウスだ!しばらく、ここにいる事になった!私の客人として扱うように」 従者達が頭を下げた。  アルテミスは、アントリュウスをリビングに案内した。 周りの従者達は、アルテミスに礼儀正しく挨拶した。 アントリュウスは、礼儀正しい従者を見て、凄~い!さすがお姫様ね! 従者達は、アントリュウスを観察していた。「噂では、怖い顔をした神だと聞いてるが女性のような顔立ちじゃないか」「美少年じゃない!」 神殿にいた神々は、アントリュウスを見て優しそうな美少年で拍子抜けした。 そこに、アポロンが現れた。 アントリュウスの顔色が変わった。 剣を抜き怒りで巨大なオーラを発した。 神殿中に強いオーラと殺気が伝わった。 何より驚いたのは、アルテミスだった。 私と戦っときは、こんなオーラを出していなかった。  怒りで黄金の翼が光輝き戦闘モードに入った。 アントリュウスは、アポロンを睨み付けた。「まさかここでお前と会うとはな!」 二人の異常なオーラにアルテミスがアントリュウスの前に立ち、止めた。 アルテミスは、アポロンが来てるとは、思っていなかった。 以前、アポロンとフローラとの戦いは、耳にしていたけどここまでアントリ
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第49話 心に残る旋律

 アルテミスはアントリュウスを連れて立ち去ろうとした。 そこにアポロンが声を掛けた。「おや、アルテミス!私のハープを聞かないのか?」「私は、いいわ!みんな貴方のハープを聴きたがってるでしょ、私は、アントリュウスに弾いてもらうから!」 アポロンの顔色が変わった。 私のハープよりアントリュウスのハープが聴きたいだと!!「ほう、アントリュウス!君もハープを弾くのか?」「ああ!ハープは好きだ!」 アポロンは、薄笑いを浮かべた。「では、私とハープで勝負をしないか?」 アポロンの言葉にまた怒りが湧いた。「ハープと言うものは、勝負をするものなのか?」「君と戦い合うより、ハープで勝負した方が血を流さなくすむだろ」「俺は、勝負をする為にハープを弾きたくない!」 アポロンは、ハープの腕に絶対的な自信を持っている。 アントリュウスを皆の前で恥をかかせたかった。「お互いどちらのハープが上手いか?競い合うのは技術の向上になるだろ!」「俺は、技術を勝負する為にハープを弾いているのではない!」「では、何故ハープを弾いている?誰よりも上手く演奏できる事を目指して弾くのは、当たり前の事だろ」「俺が、ハープを好きになったのは、死んだ恋人の為にハープを弾いた女性がいた!彼女が弾いたハープが心に響いた!それからハープが好きになった」「では、君は、技術が無くても好きならいいと言うのか?」「ああ!上手さだけでなく、その人の為に弾いてあげたいと思うハープは、心に響く」「面白い、下手でも、その人の為に弾いたハープが心に響く!? 私も聞いてみたい!どうだアルテミスの為にここで弾いてくれないか?」 アルテミスが、止めに入った。「ちょっと何で、ここでアントリュウスが弾くのよ!私の専属で弾いて貰うんだから」「アルテミス、私のハープとアントリュウスのハープ、どちらが上だと思う?」「どちらが上? 私は、音楽に詳しくないからわからないわ!でもアントリュウスのハープは好き」 その言葉にアポロンは、激情した。「アントリュウス!交遊会だと思えばいいだろう!今日、ここいる神々は私のハープを聴きたがっている!君も聴いてくれないか?」 アントリュウスは、アポロンのハープに興味があった。「構わないよ、アポロンのハープを聴いてみたい」 そして、部屋に案内された。 アポロンがハー
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