最近では作者のインタビュー動画がYouTubeや出版社の公式チャンネルで公開されることが増えていますが、イザベル・メイの場合、英語圏のメディアでの露出が主で日本語字幕付きのものは少ない印象です。'The Keeper of Night'シリーズが話題になった際にいくつかの書評チャンネルで紹介されていましたが、著者自身が登場する長時間インタビューは見当たりませんでした。
イザベル・メイの作品を年代順に追うと、彼女の作風の変化がよくわかるんですよね。最初に注目を集めたのは2014年の'The Secret of the Blue Room'で、まだ若い頃の瑞々しい感性が光るミステリーでした。
その後2016年に発表された'Whispers in the Dark'では心理描写が深まり、続く2018年の'Beneath the Scarlet Sky'で歴史ファンタジーへの挑戦が見事に成功しています。最近では2021年の'The Last Summer'がベストセラーになり、その情感豊かな筆致が評価されました。年代を追うごとに、どんどん層の厚い作品になっていく過程が面白いです。