クロエについて読み物をあさるとき、まず原典と制作者の発言に当たるのが一番確実だと感じる。特に『Life Is Strange』のクロエ・プライスに関しては、ゲーム本編の台詞やイベント、さらに開発チームのインタビューやパッチノートが重要な一次資料になる。公式サイトやデベロッパーのブログは誤りが少なく、背景設定やキャラクター造形の意図が直接語られることが多い。そこで僕は、まず該当するチャプターを再プレイして台詞をメモし、公式のQ&Aや制作者インタビューと照合するという方法を取っている。
目を引く描写としてまず思い浮かぶのは、'Life is Strange'に登場するクロエ・プライスの層の厚さだ。表面的には反抗的で口が悪く、社会に対する反発心を見せるが、その裏には深い喪失感と孤独があるのが私にははっきり見える。父親の死や親友レイチェルの不在が、彼女の行動原理になっていて、自己破壊的な行動や短気さは守りの姿勢に他ならない。
声優は作品ごとに違うことが多いので、まず代表的な“クロエ”をいくつかピックアップして紹介します。英語圏のゲームや海外ドラマから来たクロエだと、顔ぶれがはっきりしていることが多いです。たとえば、ゲーム『Life Is Strange』のクロエ・プライス(日本では『ライフ イズ ストレンジ』と表記されることもあります)は英語版でアシュリー・バーチ(Ashly Burch)が演じています。アシュリーはクロエの生意気さや脆さを同時に表現する演技で高い評価を受けていて、クロエを語るときにまず名前が挙がる存在です。彼女はそのほかにも『Horizon Zero Dawn』のアーロイ(英語版)や、『Borderlands』シリーズのティニー・ティナ(英語版)などで知られており、ゲーム界で幅広く活躍している声優です。
頭に浮かぶのは、関係性のターニングポイントが物語全体のトーンを変えてしまう瞬間だ。クロエと他キャラの関係で「ここが決定的だった」と感じる場面は、友情が壊れる瞬間、和解する瞬間、告白や犠牲の瞬間などに集中していることが多い。僕は特に『Life Is Strange』シリーズのクロエ・プライスと、『Miraculous』のクロエ・ブルジョワを例に挙げつつ、どんな場面が関係性を深めたり、揺るがしたりするかを具体的に考えてみた。
まず『Life Is Strange』系のクロエでは、極端な選択や危機を挟む場面が決定的だ。最大級はやはり“最終局面”の二択、つまり町を救うかクロエを救うかを迫られる瞬間だろう。ここでは友情と倫理、責任感が一気に露出し、相手の価値観や信頼が試される。さらに、過去の秘密や喪失(例えばレイチェルの存在や家族との断絶)が表面化する場面も重い。レイチェルに関する真実の発覚や、幼少期の写真や手紙をきっかけに心の奥底がさらけ出される瞬間は、二人の絆を再構築させることもあれば、決定的に砕くこともある。僕は、危機の只中で見せる脆さと、それに対する相手の対応が最も関係性を左右すると思っている。