『王と私』の音楽を語るなら、まず挙げられるのが『Shall We Dance?』ですね。これも同じくロジャース&ハマースタイン作で、ブロードウェイ初演時にはガートルード・ローレンスが歌っていました。映画版では先に触れたデボラ・カーが歌っていますが、舞台と映画で異なるキャストがそれぞれの解釈を加えているのが興味深いところです。
曲のタイトルは『Getting to Know You』で、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン2世の名コンビによって作られました。当時のブロードウェイスターたちの歌唱力が光るこの楽曲は、文化の違いを乗り越えて理解し合うという物語のテーマを見事に表現しています。何度聴いても新鮮な感動を覚えるのは、普遍的なメッセージが込められているからかもしれません。
『王様の涙』のオープニングテーマ『Tears of the King』を歌っているのは、韓国のロックバンド『The Rose』です。彼らの情感豊かなボーカルと重厚なサウンドが、ドラマの荘厳な世界観と見事に融合しています。
The Roseは2017年にデビューし、繊細なメロディと深みのある詞で国際的な人気を集めています。特にドラマ主題歌としての起用は、彼らの音楽性が映像作品と相性が良いことを証明しています。ドラマ視聴者からは「歌詞と劇中の展開がシンクロして鳥肌が立った」という声も多く寄せられていました。