この表現を英語に訳す時、直訳では伝わらないニュアンスがありますね。'Even demons cry'は文字通り近いですが、実際の英語圏では'Even the hardest hearts can melt'のような表現が使われます。
特に感動的なシーンで使われるこの言葉、『鬼滅の刃』のような作品を見ていると、冷酷なキャラクターが心を開く瞬間にピッタリです。文化によって感情表現の方法は違うものの、人間の心の動きは万国共通だと感じます。海外ドラマで悪役が改心するシーンを見るたび、この諺を思い出します。
ことわざの世界には未来を予測することの難しさを表現したものがいくつかありますね。例えば『先の事は闇夜の提灯』という言葉があります。これは、未来のことは暗闇を提灯で照らすように、ほんの少ししか見通せないという意味です。
面白いのは、西洋にも似たような表現があることです。英語の『Don't count your chickens before they hatch』(孵化する前にひよこを数えるな)は、確実ではない未来に期待しすぎるなという戒めですね。日本の『取らぬ狸の皮算用』とほぼ同じニュアンスです。
文化によって表現方法は違えど、人類が昔から未来の不確かさに直面してきたことが伝わってきます。特に農業社会では天候や災害など予測不能な要素が多かったので、この手のことわざが生まれたのでしょう。現代でも投資や人生設計などに当てはまる普遍的な知恵だと思います。